関東の紅葉2026:日光、箱根、高尾山、奥多摩の回り方:標高に合わせて紅葉を追う行程の順番

2026年の関東の紅葉は、標高の高いところから低いところへ順に色づきます。日光がもっとも早く、高尾山がもっとも遅くなります。4か所の間には直通の交通がほとんどないため、東京を中継地にして、紅葉の時期に合わせて2回に分けるか、日帰りで往復する組み方が一般的です。
紅葉の時期:日光が最も早く、高尾山が最も遅い
湯ノ湖と中禅寺湖は標高がもっとも高く、湯ノ湖は10月上旬〜中旬が見頃で、2026年は10月20日ごろにすでに最盛期に入っています。中禅寺湖は10月下旬ごろが最も美しく、ウェザーニュースは10月27日ごろに色づくと予測しており、今年は例年より約10日遅めです。
奥多摩湖は約11月上旬〜中旬、箱根の芦ノ湖と強羅は約11月上旬〜下旬、高尾山は約11月中旬〜月末が見頃です。各地の予測は年によって多少ずれるため、出発前に最新の見頃情報を再度ご確認ください。

3通りの回り方:全部まわる、2回に分ける、1か所をじっくり
一度に回りたい場合は、11月中旬の4日3泊のアレンジ案があります。1日目は日光(浅草から東武特急で往復)、2日目は奥多摩湖、3日目は高尾山から箱根へ、4日目は箱根ロープウェイと芦ノ湖です。
2回に分ける場合は、10月中旬〜下旬にまず日光の中禅寺湖と明智平へ、11月中旬〜下旬に箱根と高尾山へ行きます。1日しかない場合は、11月上旬に奥多摩湖を日帰りで往復するのが時間の節約になります。
紅葉シーズンの落とし穴:いろは坂、高尾山、箱根の荷物
日光のいろは坂は、10月末の週末に渋滞しやすいため、中禅寺湖へは朝7時前の始発バスに乗るのがおすすめです。
高尾山のケーブルカーは、繁忙期には1時間以上並ぶことがあります。8時前に着くか、1号路を歩いて登る方法もあります。箱根では、箱根湯本駅の手荷物配送サービスを使い、先に荷物を宿へ送ってからロープウェイに乗れます。

行き方:交通手段と周遊パス
日光、箱根、高尾山、奥多摩へのアクセスをまとめて確認
高尾山:京王線の新宿駅から高尾山口駅まで直通で、そこから高尾登山電車と山頂行きのケーブルカーに乗り換えます。
箱根:小田急線の新宿駅から特急で箱根湯本まで行けます。小田急の箱根フリーパスが購入できます。
日光:東京駅から東北新幹線で宇都宮まで行き、JR日光線に乗り換えて、全体で約2時間です。浅草駅からは東武特急で直通でき、東武日光周遊パスもあります。
奥多摩:JR中央線と青梅線で奥多摩駅まで行きます。休日は「奥多摩」特快があり、バスに乗り換えて湖畔へ向かいます。JR東京ワイドパスでこの区間をカバーできます。
路線バス:日光のいろは坂と奥多摩湖周辺は本数が限られるため、出発前にルートをご確認ください。
見どころ:エリア別のハイライト
以下では、日光、箱根、高尾山、奥多摩、東京近郊のエリア別に紹介します。
日光東照宮:徳川家康の華やかな霊廟
日光東照宮には江戸幕府の初代将軍、徳川家康が祀られています。陽明門の彫刻は精巧で、「眠り猫」は境内でもっとも有名な小さな彫刻です。境内では御朱印をいただけます。秋はもみじと杉並木の参道の組み合わせがもっとも奥行きを感じさせます。
日光東照宮の開門時間は8:00〜17:00で、11月〜3月は16:00までと早くなります。入場料は公式サイトの告知をご確認ください。滞在時間は約1.5〜2時間が目安です。

華厳の滝と中禅寺湖:標高1,200m以上の湖畔の紅葉
中禅寺湖は標高約1,270mにあり、湖畔から男体山を遠望できます。高さ97mの華厳の滝は、湖から流れ出る川にかかっています。中禅寺湖は10月下旬ごろが最も美しく、10月27日ごろに色づきます。
湖には遊覧船があり、秋は男体山と湖畔のもみじ林を同じ写真に収められます。

湯ノ湖と戦場ヶ原:日光でもっとも早く色づく高原の湿地
湯ノ湖は標高約1,400m以上にあり、奥日光でもっとも早く色づく地域の一つで、2026年は10月20日ごろにすでに最盛期に入っています。湖畔の戦場ヶ原は高原の湿原で、秋の草原ともみじ林が層をなしています。
湯ノ湖へはいろは坂を通る必要があり、紅葉シーズンは山へ向かう車が多いため、始発バスで早めに出発するのがおすすめです。

龍王峡:鬼怒川沿いの晩秋の紅葉
龍王峡は鬼怒川温泉の一帯にあり、川沿いの渓谷の紅葉は通常、11月下旬まで続きます。日光エリアの中でも時期がもっとも遅い見どころの一つです。鬼怒川温泉では入浴も楽しめ、一部の旅館には露天風呂があり、湯に浸かりながらもみじを眺められます。
日光市の鬼怒川側にあり、浅草から東武鉄道で行くほうが便利です。11月中旬〜下旬の旅程に組み込むのに向いています。
箱根強羅公園:花ともみじが織りなす山腹の庭園
強羅公園は足柄下郡箱根町強羅1300にあり、地形に合わせていくつもの庭園に分かれています。秋はもみじが谷の地形の中に幾重にも広がります。11月中旬ごろが箱根の主な紅葉の時期で、園内の眺めがもっともよくなります。
営業時間は9:00〜17:00、最終入園は16:30で、12歳以上は入園券が必要です。箱根登山鉄道の沿線にあり、アクセスが便利です。
箱根神社と芦ノ湖:湖畔の鳥居ともみじの構図
箱根神社は芦ノ湖畔にあり、湖に立つ「平和の鳥居」と背景のもみじ林が、箱根でもっとも象徴的な景色をつくります。神社ではお守りと御朱印をいただけ、箱根の旅でよく訪れる参拝スポットです。
箱根湯本から箱根登山バスまたは海賊船で芦ノ湖畔へ行けます。湖上は風が強いので、秋に船に乗るときは上着を持っていくのがおすすめです。

高尾山薬王院:山腹の天狗伝説と杉並木の参道
高尾山薬王院は真言宗智山派の寺院で、境内には天狗の信仰伝説と杉並木の参道があり、高尾山の信仰の中心です。お守りと御朱印は寺院でいただけ、秋はもみじと杉林が引き立て合います。
高尾山は標高599mで、紅葉の予測は約11月中旬〜下旬が見頃です。山腹の参道は一年を通して歩いて参拝できます。

奥多摩湖:東京都内最大の貯水湖と山林の紅葉
奥多摩湖は小河内ダムの貯水でできた人造湖で、東京都内で最大の貯水湖です。湖周辺の山林は11月上旬〜中旬に色づき、湖面に映る紅葉が主な見どころです。
新宿からJR中央線と青梅線で奥多摩駅まで行き、バスに乗り換えて湖畔へ向かいます。都心から約2時間で、東京都内で山岳の紅葉を見られる数少ない近郊の選択肢です。
御岳渓谷:名水百選の紅葉散策路
御岳渓谷は青梅市にあり、渓流沿いの遊歩道は約4kmです。両岸のもみじと岩が、澄んだ流れの秋景色をつくります。渓谷の近くの澤乃井酒造は見学を組み込めます。
JR青梅線で御岳駅まで行けば、そのまま歩いて渓谷に入れます。遊歩道は全長約4kmで、滞在は一般に2〜3時間です。

費用は?チケットとツアー
日光1日ツアー:東京発の東照宮と中禅寺湖
東京発の日光1日ツアーは、通常、東照宮、華厳の滝、中禅寺湖を含みます。行程がシンプルで乗り換えの計画が不要なため、紅葉を見られる日が1日だけの方に向いています。KKdayとKlookで、交通費と入場料込みのパッケージを探せます。
1日ツアーは所要時間が長めです。日光温泉に泊まりたい場合は、1泊2日のツアーを選ぶのも一案です。紅葉シーズンは車が多いため、専用車の送迎付きのツアーがおすすめです。
箱根1日ツアー:強羅、芦ノ湖、大涌谷
箱根1日ツアーは、強羅公園、芦ノ湖、大涌谷を軸にしたものが多く、箱根ロープウェイで火山地形ともみじを見下ろし、芦ノ湖では海賊船に乗って湖畔の紅葉を眺めます。
紅葉シーズンの箱根は交通が混みやすく、箱根フリーパスを購入済みの方は自分で手配できます。ツアーなら乗り換えの時間を減らせるため、初めて訪れる方に向いています。

高尾山のケーブルカーと登山電車:登山をしなくても紅葉を楽しめる
高尾山では、京王高尾登山電車と山頂行きのケーブルカーに乗れば、歩かなくても山腹の薬王院に着けます。車窓から見える紅葉のトンネルは、乗車中にいちばん人気の見どころです。
新宿から京王線で約1時間で高尾山口駅に着きます。ケーブルカーの運行時間は季節により変わります。山頂まで歩いて登る場合は、1号路がもっともよく使われるルートです。

周辺の宿泊は?立ち寄り向けの宿泊案内

箱根温泉:湯本と強羅の立ち寄り向け宿泊エリア
箱根湯本温泉街は箱根湯本駅の周辺にあり、歩いて温泉街とお土産店に行けます。夜の散歩にも便利で、小田原方面の列車に乗れば小田原城址公園へ行けます。

強羅は箱根登山鉄道の終点付近にあり、強羅公園とロープウェイの強羅駅から歩いて行けます。11月中旬の紅葉と温泉を同じ日に組み合わせるのに向いています。
日光と鬼怒川:露天風呂でもみじを楽しむ温泉地
鬼怒川温泉には露天風呂のある旅館が複数あり、秋は湯に浸かりながらもみじを眺められます。龍王峡と組み合わせるなら、鬼怒川温泉に泊まれば往復の移動を減らせます。

日光湯元温泉に泊まれば、湯ノ湖や戦場ヶ原にすぐ行けます。早朝に出発すれば、日中の渋滞を避けられます。
関連記事:関東の紅葉スポット
よくある質問
Q:関東の紅葉2026はいつ行くのがベストですか?
2026年の予測では、日光は10月中旬〜下旬、高尾山と箱根は約11月中旬〜下旬が最適です。場所ごとに時期を分けて計画するのが最も効果的です。
Q:日光の紅葉の見頃は何月ですか?
湯ノ湖は10月中旬にすでに最盛期に入っており、中禅寺湖は10月中旬〜下旬が最適です。日光の社寺周辺は11月上旬〜中旬ごろに色づくため、標高の高さに応じて行程をずらして組めます。
Q:高尾山の紅葉はいつから始まりますか?
高尾山は約11月中旬〜下旬が見頃で、出発前に最新の予測をご確認ください。11月下旬が高尾山にもっとも向いている時期です。
Q:日光東照宮の入場料はいくらですか?
日光東照宮の開門時間は8:00〜17:00で、11月〜3月は16:00までと早くなります。入場料は公式サイトの告知をご確認ください。滞在時間は約1.5〜2時間が目安です。
Q:1日しかない場合、関東の紅葉はどう回ればよいですか?
1日しかない場合は、方向を1つに絞るのがおすすめです。日光で標高の高い紅葉を見るか、高尾山と箱根の近郊ルートを選びます。交通が便利で、新宿や浅草から日帰りで往復できます。
Q:紅葉の見頃は保証されますか?
保証はされません。紅葉の時期は気温、降雨、台風の影響を受けるため、本文の時期はすべて予測値です。出発前に日本気象協会やウェザーニュースの最新予測をご確認ください。





