新宿の紅葉2026:新宿御苑・新宿中央公園と周辺庭園の見頃
東京の紅葉狩りは、わざわざ郊外へ出なくても新宿駅の周辺で楽しめます。William が新宿の紅葉スポット6か所をエリア別にまとめました。新宿御苑、新宿中央公園、稲荷鬼王神社、戸山公園、大隈庭園、甘泉園公園です。新宿の紅葉でひときわ印象的なのは、紅葉と西新宿の高層ビルが同じ画面に収まる景色です。
この6か所のうち、入場券が必要なのは新宿御苑だけで、残り5か所は入場無料です。新宿中央公園と戸山公園は終日開放されています。甘泉園公園、大隈庭園、鬼王神社の開放時間は、各スポットの説明をご覧ください。
- 🍂 新宿中央公園:11月中旬〜12月上旬、紅葉とイチョウが都庁ツインタワーと並ぶ
- 🎫 新宿御苑:大人500円。11月1日〜15日は月曜も開園
- 🆓 残りの5か所:新宿中央公園、鬼王神社、戸山公園、大隈庭園、甘泉園公園は無料
- 🔗 新宿観光振興協会『紅葉さんぽ 2026』
東京の11月の紅葉:新宿の各公園の見頃
新宿中央公園の「花の森」エリアは、新宿観光振興協会の案内では11月中旬から色づきます。管理団体の公園財団は、11月下旬から12月上旬に紅葉が始まり、富士見台周辺のイロハモミジがもっとも赤くなると記しています。
11月から12月初めの東京でイチョウを見るなら、新宿中央公園の芝生広場と、稲荷鬼王神社の10本のイチョウが手頃です。11月上旬の新宿御苑では菊花壇展が開かれるので、紅葉と同じ日にまとめて回れます。
色づきは毎年変わります。出かける前に、新宿中央公園公式サイトの「公園便り」と新宿御苑の公式サイトで最新情報を確認してください。
新宿の紅葉の行き方:各公園の最寄り駅
新宿駅から出発:各公園の最寄り駅
新宿御苑と新宿中央公園は、どちらも新宿駅から歩けるので同じ日に回れます。稲荷鬼王神社は歌舞伎町にあります。戸山公園、大隈庭園、甘泉園公園は早稲田・西早稲田の周辺にあり、地下鉄への乗り換えが必要です。
- 🚇 新宿御苑:丸ノ内線「新宿御苑前」駅(新宿門)。JR新宿駅南口から徒歩圏内
- 🚇 新宿中央公園:都営大江戸線「都庁前」駅。JR・京王・小田急の新宿駅から徒歩圏内
- 🚇 稲荷鬼王神社:大江戸線・副都心線「東新宿」駅。西武新宿駅北口から徒歩圏内
- 🚇 戸山公園(箱根山地区):副都心線「西早稲田」駅。東西線「早稲田」駅
- 🚇 大隈庭園:東西線「早稲田」駅
- 🚇 甘泉園公園:東京さくらトラム(都電荒川線)「面影橋」駅。東西線「早稲田」駅
新宿の紅葉スポット:紅葉とイチョウの6か所
新宿御苑の紅葉:下の池のほとりのモミジと約160本のプラタナス
新宿御苑には、日本庭園、整形式庭園、風景式庭園の3つの様式があります。新宿観光振興協会が挙げる紅葉の樹種は、ハナミズキ、ユリノキ、プラタナス、カエデ、ラクウショウ、イチョウなどで、園内全体が色づきます。新宿御苑の紅葉の見どころは、日本庭園一帯のモミジと、整形式庭園のプラタナス並木の2か所です。
整形式庭園の両側には約160本のプラタナスが8列に並びます。公式の説明では、秋に明るい黄金色へ変わるとされています。11月初めには日本庭園で菊花壇展も開かれ、紅葉と同じ時期に楽しめます。
新宿駅南口から直結の新宿高島屋タイムズスクエアの12・13階には、屋上庭園「White Garden」があります。高い位置から新宿御苑の紅葉を見下ろせて、入場は無料です。


- 🕘 開園時間:10月1日〜3月14日は9:00〜16:30(最終入園16:00)
- 🚫 休園日:月曜(祝日の場合は翌日)、12月29日〜1月3日。11月1日〜15日の菊花壇展の期間は月曜も開園
- 🎫 入園料:一般500円。65歳以上と高校生以上の学生は250円、中学生以下は無料。入園ゲートでは交通系ICカードで支払えます
- 🔗 新宿御苑 入園案内
新宿中央公園の紅葉:都庁ツインタワーの前に広がるモミジとイチョウ
新宿中央公園は、新宿区立公園のなかで最大の広さで、終日開放・入場無料です。この公園の紅葉の特徴は背景です。花の森と富士見台周辺のイロハモミジが赤くなると、東京都庁のツインタワーと重なって見えます。
芝生広場の園路にはイチョウ並木があり、黄色く色づくと背景に西新宿の高層ビルが並びます。ハナミズキの葉は赤と緑のグラデーションになります。管理団体の公園財団によると、紅葉は11月下旬から12月上旬に始まり、新宿御苑よりやや遅めです。
公園財団は2025年の秋に、園内の紅葉する植物の場所がわかる紅葉MAP付きのリーフレット「秋の紅葉散歩」を配布しました。園内のチラシラックに置かれ、二次元コードからアンケートに答えると紅葉のシールがもらえます。
出発前に公園公式サイトのお知らせも確認してください。2026年10月30日(金)から11月13日(金)まで、芝生広場は全面閉鎖です。この閉鎖は11月下旬の紅葉の時期より前に終わります。


- 🕘 開園時間:終日開放、入場無料
- ☎️ 公園管理事務所:03-3342-4509(9:00〜17:00)
- 🔗 新宿中央公園公式サイト
稲荷鬼王神社:小社殿を囲む10本のイチョウ
稲荷鬼王神社は歌舞伎町にあります。新宿山ノ手七福神の恵比寿をまつり、鬼王権現をまつる神社は日本でここだけです。江戸時代にはこの一帯で火事が多く、そのとき火に強いイチョウを植えて防火の壁にしました。
現在は境内の10本のイチョウが社殿を囲み、秋にはそろって黄色く色づきます。落ち葉は参道に敷きつめられます。新宿の東側でイチョウを見たいときに、いちばん近い場所です。
神社の公式サイトによると、鬼王権現は三柱の神々の御神徳が重なった、日本で唯一の「鬼の王」です。社務所では御朱印、お守り、宝船色紙が頒布されています。
公式サイトの2026年8月3日のお知らせによると、参道沿いに財運招福の蛇の石像「ふくら様」が加わりました。長野県松本市の石材店からの寄贈です。イチョウを見たあと、参道沿いにも目を向けてみてください。

- 🕘 参拝時間:境内は終日開放、社務所は9:00〜17:00
- 📍 住所:新宿区歌舞伎町2-17-5
- 🔗 稲荷鬼王神社公式サイト
戸山公園:山手線の内側でいちばん高い箱根山の紅葉
戸山公園は、箱根山地区と大久保地区に分かれています。箱根山地区はもともと江戸時代の尾張徳川家の下屋敷「戸山荘」でした。園内の築山が今の箱根山で、高さは44.6mで、山手線の内側で海抜がもっとも高い山です。
紅葉を見るなら箱根山地区です。公式の案内では、ここでイロハモミジが楽しめます。山道には落ち葉が厚く積もり、公式の写真では石段や苔むした石が紅葉に覆われています。
大久保地区の「Cosmic通り」には、両側にイチョウとケヤキが植えられています。色づく時期には、道沿いに小さな彫刻も見られます。公園は終日開放で、入場無料です。


- 🕘 開園時間:終日開放、入場無料
- ☎️ 戸山公園サービスセンター:03-3200-1702(平日9:00〜17:00)
- 🔗 戸山公園公式サイト
大隈庭園:大隈講堂の時計塔そばの紅葉
大隈庭園は早稲田大学のキャンパス内にあり、創設者・大隈重信の邸宅跡です。芝生と池があり、和洋折衷の造りです。園内の大隈講堂は国の重要文化財で、秋には木々の葉が時計塔を囲みます。
庭園が開くのは、月曜から土曜の授業日だけです。天候が悪い日は休園になります。10月から3月の開放時間は9:00〜16:30で、入場は無料です。
早稲田大学の紹介によると、大隈庭園は天保年間(1830〜44年)に作庭された池泉回遊式庭園で、近江八景をモチーフにしたと言われています。園内の完之荘は、飛騨の山村にあった古民家を移築したもので、柱は天然の栗材です。
入口近くの旧大隈邸門衛所は1902年に完成した、早稲田大学で一番古い建物です。庭園内の銅像は田中穂積と大隈綾子の2体で、どちらも朝倉文夫の作です。大隈綾子像はキャンパス唯一の女性の銅像です。

- 🕘 開園時間:月曜〜土曜の早稲田大学の授業日、10月〜3月は9:00〜16:30。悪天候時は休園
- 🆓 入園料:無料
- 🔗 早稲田大学 大隈庭園のご案内
甘泉園公園:池のほとりの紅葉と雪吊り
甘泉園公園は、新宿区立公園で唯一の池泉回遊式庭園で、日本歴史公園100選に選ばれています。園名は園内に湧く泉に由来し、その水はお茶に向く水質です。
庭園は、ひょうたん形の「山吹の井」の池を中心に、池の南に三島山があります。ここはもともと御三卿・清水家の下屋敷で、明治時代には相馬侯爵邸となり、1938年に早稲田大学が引き継ぎました。秋のモミジが静かな水面に映り、冬にはマツに円錐形の雪吊りが施されます。
新宿観光振興協会の紹介によると、園の広さは現在1万4000平方メートルあまりで、かつては現在の水稲荷神社の境内も含む広い庭園でした。「甘泉銘並序」の石碑は、今は水稲荷神社の社務所前に移されています。

- 🕘 開園時間:11月〜2月は7:00〜17:00、3月〜10月は7:00〜19:00。入場無料
- 🔗 新宿区 甘泉園公園のご案内
入場券と料金:新宿御苑の入園券と菊花壇展
新宿御苑の入園券(チケット):現地購入とWebチケット
新宿御苑の一般料金は500円で、現地のゲートと券売所で購入できます。公式にはWebで事前購入できる電子入園券もあります。入園ゲートでQRコードを提示すれば、チケットを買う列に並ぶ必要はありません。有効期限は購入日から6か月です。
新宿御苑以外の5か所の公園と神社は入場無料です。1日で全部回っても、料金がかかるのは御苑の入園料だけです。
- 🎫 一般:500円、65歳以上・高校生以上の学生:250円、中学生以下:無料
- ☎️ 新宿御苑サービスセンター:03-3350-0151
菊花壇展:11月1日〜15日、日本庭園で開催
新宿御苑では毎年11月1日から15日まで、日本庭園の上屋(組み立てた展示棚)で菊花壇展が開かれます。皇室の菊の観賞の伝統を受け継ぐものです。展示は懸崖作り、大作り、江戸菊、大菊などの花壇に分かれていて、順路どおりに見ると見応えがあります。
この期間は月曜も開園しています。菊と紅葉を同じ日に見たいなら、11月上旬がいちばん回りやすい時期です。
公式サイトの2026年の紹介では、菊花壇は7種類に分かれています。伊勢菊・丁子菊・嵯峨菊の古典菊3種は並べて比べられ、肥後菊花壇は最も小さな花壇、大菊花壇は黄・白・紅の順に並びます。
大作り花壇は一株を1年以上かけて仕立て、数百輪を半円形に咲かせます。インフォメーションセンター内のアートギャラリーでは、2026年10月27日から11月15日まで菊花壇解説展が開かれ、歴史や見どころ、栽培技術を写真や映像で紹介します。
新宿の紅葉狩りの宿泊:新宿駅周辺
新宿駅周辺:御苑も中央公園も歩いて行ける
新宿御苑も新宿中央公園も、新宿駅から歩いて行けます。新宿駅周辺に泊まれば、午前は開園に合わせて御苑へ、午後は西側の中央公園で都庁そばの紅葉を見る、という回り方ができます。
早稲田周辺の戸山公園、大隈庭園、甘泉園公園へは、新宿三丁目駅から副都心線で西早稲田駅へ向かうのがもっとも直接的です。
よくある質問
Q:新宿の紅葉はいつがいちばんきれいですか?
新宿中央公園の紅葉は、新宿観光振興協会が11月中旬から、管理団体が11月下旬から12月上旬としています。色づきは公園ごと・年ごとに違うため、出かける前に各公園の公式サイトを確認してください。
Q:新宿御苑の入園料はいくらですか?何時まで開いていますか?
一般500円、65歳以上と高校生以上の学生は250円、中学生以下は無料です。10月1日〜3月14日は9:00〜16:30開園で、最終入園は16:00です。
Q:新宿御苑は月曜が休園ですか?
月曜は休園で、祝日の場合は翌日の平日が休みになります。ただし、11月1日〜15日の菊花壇展の期間は、月曜も通常どおり開園します。
Q:新宿に無料で見られる紅葉スポットはありますか?
あります。新宿中央公園、戸山公園、甘泉園公園、大隈庭園、稲荷鬼王神社は入場無料です。大隈庭園は、月曜〜土曜の早稲田大学の授業日だけ開いています。
Q:新宿中央公園へはどう行きますか?
都営大江戸線で「都庁前」駅まで行けば到着です。JR新宿駅から歩いて行くこともできます。
Q:新宿御苑にお酒を持ち込んだり、喫煙したりできますか?
できません。公式のルールで、お酒の持ち込みと喫煙は禁止されています。遊具も、子ども広場を除いて使えません。

