京都洛北の紅葉2026:北野天満宮・一乗寺・鷹峯の見頃と深まる秋の散策ルート

京都洛北の紅葉2026:北野天満宮・一乗寺・鷹峯の見頃と深まる秋の散策ルート

京都洛北の紅葉2026:北野天満宮・一乗寺・鷹峯の見頃と深まる秋の散策ルート

洛北は京都市北部の寺社が点在するエリアです。北野天満宮の御土居もみじ苑、一乗寺の円光寺・詩仙堂・曼殊院、鷹峯の源光庵・光悦寺・常照寺を一本の散策ルートにまとめ、2026年の公開日、拝観料、交通を紹介します。

2026年の見頃予想:北野天満宮は11月25日ごろから

ウェザーニュースの予想では、北野天満宮の2026年の見頃は約11月25日から、落葉は約12月11日からです。例年の見頃は11月中旬から12月上旬です。

曼殊院の案内ページには、2026年の見頃の予測は、全体として平年よりやや遅めと書かれています。実際の色づきは、出発の1週間前に各寺社のお知らせで確認してください。

洛北の回り方:北野エリア、一乗寺エリア、鷹峯エリア

北野天満宮は上京区、一乗寺は左京区、鷹峯は北区にあります。3つの区はそれぞれ独立したエリアで、各エリアに半日ずつ充てると最も余裕を持って回れます。

一乗寺の詩仙堂と円光寺は歩いてつなげられます。曼殊院は叡電の駅から遠いので、歩く時間を多めに見てください。鷹峯の源光庵と常照寺は約0.1km離れています。

京都洛北の紅葉2026:北野天満宮・一乗寺・鷹峯の見頃へのアクセス|交通手段と費用の完全ガイド

洛北は市バスと叡山電車が中心です。3エリアの間は、歩いて行ける距離ではありません。

洛北の紅葉スポットへの行き方

一乗寺:叡山電車の一乗寺駅から円光寺まで徒歩約15分です。市バス5系統「一乗寺下り松町」からは、円光寺まで徒歩約10分、詩仙堂まで徒歩約7分です。

曼殊院:叡山電車の修学院駅から徒歩約20分です。または市バスで「一乗寺清水町」まで行き、そこから徒歩約20分です。

鷹峯:地下鉄北大路駅から市バス北1系統に乗り、「鷹峯源光庵前」で降ります。光悦寺はこのバス停から徒歩約3分です。

京都洛北の紅葉2026:北野天満宮・一乗寺・鷹峯の見頃|必見スポットとエリア別ハイライト

北野、一乗寺、鷹峯の順に紹介します。料金と時間は、2026年10月30日に確認した発表に基づきます。

北野天満宮もみじ苑:御土居の夜の紅葉と国宝の本殿

庭園は、1591年に豊臣秀吉ゆかりの土塁「御土居」の上にあります。土塁の上から紅葉を見下ろすことも、下から見上げることもできます。園内の展望台からは、国宝の本殿を望めます。

2026年の公開期間は10月31日から12月6日、9:00〜16:00(最終入苑15:40)です。ライトアップは11月13日から12月6日、日没から20:00まで(最終入苑19:40)です。

入苑料は中学生以上1,500円、小学生700円、未就学児は無料です。園内では三脚を使えません。

北野天満宮もみじ苑:御土居の夜の紅葉と国宝の本殿
北野天満宮もみじ苑:御土居の夜の紅葉と国宝の本殿(写真:pcs34560 / パブリックドメイン、Wikimedia Commons経由(2016年12月撮影、昼間))
北野天満宮の御土居沿いの紅葉
北野天満宮の御土居沿いの紅葉(2015年11月撮影)(写真:くろふね / CC BY-SA 4.0、Wikimedia Commons経由)

円光寺:予約制の紅葉特別拝観、十牛之庭と奔龍庭

円光寺の2026年紅葉特別拝観は、11月10日から12月10日の9:00〜17:00です。日時指定の予約制で、10月20日9:00から受付を始めます。

拝観料は大人1,500円、小中高生800円です。入場時には予約確認メールの提示が必要です。紙でもスマートフォンの画面でも構いません。所要時間は約1時間です。

書院前の十牛之庭は池泉回遊式庭園で、書院から額縁のように紅葉を眺めるのに向いています。奔龍庭は、石組みで龍を表した枯山水です。特別拝観の期間は駐車場が閉鎖されるため、公共交通機関を使ってください。

円光寺:予約制の紅葉特別拝観、十牛之庭と奔龍庭
円光寺:予約制の紅葉特別拝観、十牛之庭と奔龍庭(写真:lumoplank / CC0、Wikimedia Commons経由)
円光寺の奔龍庭の紅葉
円光寺の奔龍庭の紅葉(2014年11月撮影)(写真:ttshr1970 / CC BY 3.0、Wikimedia Commons経由)

詩仙堂:石川丈山の山荘と唐様の庭園

詩仙堂は、石川丈山が1641年に建てた山荘で、正式名称は「凹凸窠」です。「詩仙の間」には狩野探幽が描いた三十六詩仙の像が掛かっており、通称はここに由来します。

公開は9:00〜17:00(最終受付16:45)で、大人700円、高校生500円、小中学生300円です。予約は不要で、休館日は5月23日のみです。紅葉は11月中旬から下旬が中心で、11月は開門直後の時間帯が向いています。

詩仙堂:石川丈山の山荘と唐様の庭園
詩仙堂:石川丈山の山荘と唐様の庭園(写真:くろふね / CC BY-SA 4.0、Wikimedia Commons経由(2015年11月撮影))
詩仙堂の庭園の紅葉
詩仙堂の庭園の紅葉(2015年11月撮影)(写真:くろふね / CC BY-SA 4.0、Wikimedia Commons経由)

曼殊院門跡:書院前の枯山水庭園

曼殊院は天台宗の門跡寺院です。紅葉は、書院前の枯山水庭園から眺めるのがおすすめです。ライトアップはありません。

公開は9:00〜17:00(受付は16:30まで)で、大人800円です。色づきは11月中旬から始まることが多く、例年11月下旬が見頃です。

曼殊院は円光寺から約0.7km離れています。同じ日に回れますが、歩く時間を見込んでください。

大書院の前に広がる枯山水庭園は「盲亀浮木の庭」と呼ばれ、遠州好みの意匠です。砂紋は水の流れを表し、その中に鶴島と亀島が配され、鶴島の五葉松は樹齢約400年です。小書院は、流れをさかのぼる屋形舟に見立てられています。

曼殊院は、明暦2年(1656)に良尚法親王が現在地へ移した寺院です。書院の釘隠しや欄間が桂離宮と同系統の意匠であることから、「小さな桂離宮」とも呼ばれます。天暦年間に北野天満宮が創建されて以来、初代の北野別当を務め、明治維新まで続きました。

曼殊院の書院から眺める庭園の紅葉
曼殊院の書院から眺める庭園の紅葉(2010年11月撮影)(写真:Lordcolus / CC BY 2.0、Wikimedia Commons経由)
曼殊院門跡:書院前の枯山水庭園
曼殊院門跡:書院前の枯山水庭園(写真:Daderot / CC BY-SA 3.0、Wikimedia Commons経由(2007年8月撮影、紅葉の写真ではありません))

源光庵:悟りの窓と迷いの窓、血天井

源光庵は、1346年に大徳寺の徹翁義亨が開いた隠居所で、現在は曹洞宗の寺院です。本堂の丸い「悟りの窓」と四角い「迷いの窓」が、庭の紅葉を2枚の絵のように切り取ります。

本堂の天井は血天井で、伏見城の遺構の木材を供養したものです。拝観は9:00〜17:00(受付は16:30まで)で、平日400円、紅葉期500円です。法要中は拝観できない場合があります。ライトアップはなく、見頃は例年11月中旬から下旬です。

源光庵の悟りの窓と迷いの窓の外の紅葉
源光庵本堂の悟りの窓(丸)と迷いの窓(四角)が切り取る紅葉(画像提供:源光庵公式サイト)
源光庵の迷いの窓の外の紅葉
迷いの窓越しに見る庭園の紅葉(画像提供:源光庵公式サイト)

光悦寺:本阿弥光悦の鷹峯の草庵と光悦垣

1615年、本阿弥光悦は徳川家康から鷹峯の地を拝領し、ここに庵を結びました。屋敷跡は後に日蓮宗の寺院になりました。境内には竹で編んだ光悦垣があり、紅葉の見頃は約11月下旬です。

光悦寺は、市バス「鷹峯源光庵前」から徒歩約3分です。源光庵と常照寺を合わせて、ひと続きの散策にできます。

境内には三巴庵、了寂軒など趣の異なる茶室が点在し、周囲を光悦垣がめぐります。入口参道の石畳が紅葉に染まる景色が、光悦寺の秋を代表する眺めです。

紅葉の時季の拝観時間は8:30〜17:00(通常は8:00から)、拝観料は500円(通常400円)です。京都市の観光情報では11月10日〜13日は拝観不可とされているため、この4日間は避けましょう。

光悦寺:本阿弥光悦の鷹峯の草庵と光悦垣
光悦寺:本阿弥光悦の鷹峯の草庵と光悦垣(写真:松田丹後 / CC BY-SA 4.0、Wikimedia Commons経由(2018年1月撮影、紅葉の写真ではありません))

常照寺:朱塗りの吉野門と遺芳庵

常照寺は、朱塗りの吉野門、遺芳庵、白馬池で知られ、見頃は11月中旬から下旬ごろです。寺は1616年の創建で、光悦が発願し、日乾上人が開いた日蓮宗の寺院です。

常照寺は源光庵から約0.1kmで、歩いて行けます。

吉野門は、日乾に帰依した二代目吉野太夫が寄進した朱塗りの山門です。吉野太夫は天下に知られた名妓で、灰屋紹益との物語は歌舞伎でもよく取り上げられます。

境内には吉野太夫の墓と、太夫が好んだ丸窓のある茶室・遺芳庵があります。拝観時間は8:30〜17:00で、紅葉の時季の拝観料は500円(通常400円)です。

常照寺の山門と一面の紅葉
常照寺の山門前後の紅葉と落ち葉(2024年12月撮影)(写真:663highland / CC BY-SA 4.0、Wikimedia Commons経由)
常照寺の参道の落ち葉
紅葉が敷き詰められた常照寺の参道(2024年12月撮影)(写真:663highland / CC BY-SA 4.0、Wikimedia Commons経由)

京都洛北の紅葉2026:北野天満宮・一乗寺・鷹峯の見頃に訪れるといくらかかる?拝観料とツアーのまとめ

下の表に、各所の2026年の公開日と料金をまとめました。2026年10月30日に確認した内容です。

洛北の紅葉スポットの拝観料と公開時間一覧

スポット2026年の公開日と時間料金
北野天満宮もみじ苑10月31日〜12月6日 9:00〜16:00(最終入苑15:40)、11月13日からライトアップ(20:00まで)中学生以上1,500円、小学生700円
円光寺(紅葉特別拝観)11月10日〜12月10日 9:00〜17:00、日時指定の予約制大人1,500円、小中高生800円
詩仙堂9:00〜17:00(最終受付16:45)、予約不要大人700円、高校生500円、小中学生300円
曼殊院門跡9:00〜17:00(受付は16:30まで)、ライトアップなし大人800円
源光庵9:00〜17:00(受付は16:30まで)、ライトアップなし平日400円、紅葉期500円

京都洛北の紅葉2026:北野天満宮・一乗寺・鷹峯の見頃の近くに泊まるなら?宿泊エリアの考え方

宿泊エリア:北大路、出町柳、烏丸今出川周辺

北大路駅は地下鉄烏丸線の駅で、ここから市バス北1系統に乗ると鷹峯へ行けます。午前中に鷹峯を回る日程にぴったりです。

出町柳は叡山電車の起点で、一乗寺や修学院方面に近い駅です。烏丸今出川周辺は、地下鉄や市バスへの乗り換えに便利です。

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よくある質問

Q:北野天満宮もみじ苑の入苑料はいくらですか?

中学生以上1,500円、小学生700円、未就学児は無料です。2026年の公開は10月31日から12月6日です。

Q:洛北の紅葉はいつが見頃ですか?

例年は11月中旬から12月上旬です。ウェザーニュースの予想では、北野天満宮の2026年の見頃は約11月25日から、落葉は約12月11日からです。源光庵と常照寺は、例年11月中旬から下旬です。

Q:円光寺は予約が必要ですか?

紅葉特別拝観の期間(11月10日〜12月10日)は日時指定の予約制です。10月20日9:00から受付を始め、入場時には確認メールの提示が必要です。

Q:一乗寺へはどう行きますか?

叡山電車に乗って一乗寺駅で降りると、円光寺まで徒歩約15分です。または市バス5系統で「一乗寺下り松町」まで行くと、詩仙堂と円光寺まで徒歩約7〜10分で着きます。

Q:詩仙堂は予約が必要ですか?

不要です。公開は9:00〜17:00(最終受付16:45)で、休館日は5月23日のみです。

Q:源光庵にライトアップはありますか?

ありません。拝観時間は9:00〜17:00、受付は16:30までで、紅葉期の拝観料は500円です。